2020/10/26 23:25

ピンク色のLFG30フィラメントを試作しました。

顔料を計量してペレットに混合します。ドライブレンドという方法です。

顔料をペレットと一緒に入れて攪拌します。

攪拌した後。薄いピンク色になります。顔料をまぶしただけなので手でさわると顔料が付着します。これを押出機に投入して樹脂に顔料を練り込み、フィラメントを作ります。

試作の様子。四角い穴がホッパーと言われる樹脂ペレットを投入する部分です。銀色の円筒部分先端から樹脂が押し出されます。

押し出して出てきた樹脂は空冷で冷やされ、モーターで引き取ってフィラメントに加工されます。

インラインのフィラメント径測定器。フィラメント径を見ながら手動で合わせこみます。

最後に巻き取り。左右にトラバースして幅23mmのコイルに巻き取ります。アタッチメントを変えることでスプールに巻き取ることも可能です。
Nature3Dではフィラメントの試作もお受けしております。お客様で樹脂ご支給いただき、フィラメントに加工してお戻しさせていただきます。樹脂量は最低2kgから。研究開発段階でできた少量の樹脂コンパウンドでもフィラメント加工対応いたします。お問い合わせフォームよりご連絡ください。