2025/06/16 19:13

ねり樹脂は、サンプルをお使いいただいたところ、おかげさまでいくつか釣果をいただくことができました。


釣りで実際にお使いいただけそうな感触があるので、Hamamatsu Micro Maker Faire 2025に出展させていただくことになりました。これまでごく少量を作ってきましたが、出展に向けてもう少し量が欲しいところです。
だいたい要領がつかめてきたこともあり、仕込み量をこれまでの5倍に上げてスケールアップを行うことにしました。

仕込みから3日経過したところ。

液はペレットに吸い上げられて完全になくなり、全体がゼリー状に変化します。1週間漬け込むと仕込みは完成です。

梅雨時で天気が悪かったこともあり、今回はクッキングケトル改造品で乾燥することにしました。

任意に温度調整ができるようになっています。よくわからないので40℃からスタート。

80℃くらいになると全体が溶けてきます。

粘りがあります。温度を均一にするために、そこそこかき混ぜる必要があります。

電子レンジでさらに乾燥しました。ポップコーンのようにふくれあがります。

あとは仕上げのねり込みです。

手のひらで押し込み、体重をかけてねっていきます。この量になるとけっこう大変。うどんやパンの生地作りに近い感じです。
仕上がったねり樹脂。染料顔料、魚粉、蓄光材などいろんなものをねり込んで、メイカーフェアに向けた準備をしたいと思います。