2025/06/29 12:45
Hamamatsu Micro Maker Faire 2025(7月5日(土)開催)に「釣り用生分解性ねり樹脂」を出展します。

釣り用生分解性ねり樹脂は、「のばす・ちぎる・つける」が可能な新感覚の生分解素材です。粘土ライクな使い方ができ、お好みの粉末をねりこんでルアーやエサを自作できます。

ねり樹脂は、必要な分をちぎって形を整え、針先につけて使います。エギ、ハードルアー、チモト、ラインなどにつけることもできます。

ねり樹脂は実際に釣りでお使いいただき、釣果をいただいています。
hanahana様 一番乗りの釣果をいただきました!ご協力ありがとうございます!

ふくらぎ65 様 蓄光材を混ぜてお使いいただきました!ご協力ありがとうございます!
以下展示内容です。

顔料を混ぜた着色品です。釣りで魚にアピールしやすいよう鮮やかな色にしました。着色はTiO2コートマイカです。化粧品にも使われる無害な無機物で、樹脂分解後は土に還ります。下にはジグヘッド取り付け体験コーナーを設けます。アングラーの方はぜひお試しください。ケガのないよう、針先はすべて研磨してささらないようにしてあります。

蛍光と蓄光品の展示です。釣りでもよく使われるグロー、ケイムラなどが体験できます。

暗闇でUVを当てると、いろとりどりに光ります。

残念ながら、今回は全体を暗室にできないのでこの状態はお見せできませんが、小型のUVライトを置いておきますので、各作品を照らしてごらん下さい。暗室でなくてもそこそこきれいに光って見えます。

集魚剤粉末のねりこみ品です。粉末を高濃縮することでにおいを強力にでき、長時間持続の効果が期待できます。今回はオキアミ、イワシ、ワタリガニの3つを展示します。

臭いのテスターも置いておきます。釣り用なのであまりいいにおいではありませんが、勇気のある方はどうぞ💦あまりにキツいと不評になりそうなのでマイルドにしてあります。

こちらは蓄光の体験コーナーです。蓄光のねり樹脂で自由な形を作っていただけます。

暗室に入れてもらうと光ります。会場の照明にかざしたり、お手持ちのスマホのライトを当てるとよりきれいに光ります。引き伸ばして薄くすると光が透過するので、発光が均一になります。

簡単な釣り体験です。ねり樹脂取り付け済みのジグヘッドを上下に動かしてあそんでみてください。

子供さん向けですが、どんな動きになるのか確認ができるので、アングラーの方にもおすすめです。ねり樹脂の比重は約1.2となっています。

今回のメイカーフェアで、ねり樹脂を販売します。蓄光緑6g、プレーン8g、どちらも1個500円です。釣り用途でもいいですし、釣りをしない方でもねり消しみたいな感じで楽しんでもらえると思います。本イベント以外では手に入りません。よろしければお求めください。
離席していることも多いので、貯金箱に現金をいれていただく無人販売にさせていただきます。すみませんがおつりがでません。ご協力ください。
以下、会場で掲示する資料をのせておきます。今回は体験型展示をメインにし、説明については難しい要素をできるだけなくしました。





海洋生分解性をもつ酢酸セルロース樹脂を草の根レベルで使いこなすべく、これまで5年をかけてさまざまなものを作ってきました。
釣り、環境、樹脂素材、教育などに関心がある方は興味を持ってみていただけるかと思います。会場ではお気軽にお声がけください。ねり樹脂は今回が初公開となります。どんな反応があるかわかりませんが、たくさんコメントをいただければ幸いです。