2025/11/21 11:58

2025年11月25日に行われたKISTEC Innovation Hub 2025において、Nature3Dが講演をさせていただきました。

KISTEC Innovation Hubは、神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)様が毎年主催されているイベントで、産学公(企業・大学・公的研究機関) のネットワークを活かして、研究成果や技術開発成果を発表・共有し、技術連携やイノベーションの創出を促す交流の場です。

各技術分野において得られた研究・業務成果や様々な取り組みについて、今年は全20テーマの分科会を設け、11/13~11/21の日程でイノベーション創出に資する内容での発表が行われました。Nature3Dは「3Dプリンタ新活用フォーラム」において、30分ほどお時間をいただき、「3Dプリンタ用フィラメント企画開発と製造方法」というタイトルでお話をさせていただきました。

ふだんフィラメントを作るのに明確な方針があるわけではありません。ぼんやりしたものが自分の頭の中にあるだけでしたが、理屈に沿った内容に書き起こして資料を作りました。他の方ににわかるように説明できるようにするのは大変でしたが、自分の頭の整理にもなり、矛盾がないか客観的に見直すいい機会にもなりました。

今回は30名ほどお集まりいただき、会議室の席がほとんど埋まるような感じになっていました。昨年は15名ほどの参加者とお伺いしましたが、やはり3Dプリントの最新事情はどうなっているのか、関心を持つ方は多いようで、年々参加者が増えているようです。

当日は講演後に交流会も行われました。短い時間でしたが何人かお声かけいただき、お話を伺うこともできました。学会などではどうしても内輪の話になってしまいがちですが、様々な分野から講演者を招いて自由に話が聞けるのは貴重な場だなと感じました。

公施設様がハブとしての位置づけで開かれた報告会を開催されるのは、交流促進の面で大きな意義があると思います。

KISTEC様、今回はお招きいただきありがとうございました!