押出1号機として使っているFilabotWeeのモーターを交換しました。

1号機は最近トラブル停止が頻発していました。短時間なら問題ないのですが、1時間ほど経過すると次第にトルクを失いスクリューが回転しなくなってしまいます。モーター交換はこれで3回目です。

これが購入したFilabotEX2のモーターです。Filabotに確認したところ、「FilabotWeeでも使えますよ、ただシャフトの長さが違うので必要なら調整して使ってね」とのことだったのでこちらを購入。24VDCで35RPMです。

このモーターは直接買えないのかと思って調べていたのですが、それらしいものが出てきません。扱っているところはどこか気になっていました。米国製のようです。珍しいですね。Klauber Machine & Gear Co. というメーカーです。

エンクロージャーを外して配線を外しました。FilabotWeeはコンパクトですが、配線取り回しがきついので大変です。

モーターを取り外します。

掃除しましたがモーター周囲が削れ粉だらけで大変でした。

新しいモーターを取り付けて試運転。モーターの音が明らかに安定した感じに変わりました。

FilabotWeeは残念ながら大きな欠点があます。全体が筐体で覆われており、排熱機構もないので、モーターの熱を逃がすことができません。長時間運転するとモーターがかなり熱くなってきます。手で触ることができないくらいなので問題がありそうです。モーターの寿命が短いのはこのあたりが原因である気がします。

改善を考える場合、エンクロージャー全体を作り変える必要があり、手間もお金もかかります。カップリング付近から削れ粉が出てくるのもかなり問題で、そろそろこの押出機も引退を考える時期かなと思っています。これで最後のモーター交換にしたいです。