2026/01/03 22:32


酢酸セルロースに熱可塑性デンプン10%を添加。ちょっと見にくいですが、黄色味があって丸いのが熱可塑性デンプンです。

ペレットブレンドで押し出します。
一般的に、異種樹脂のペレットブレンドはあまりうまくいきません。相溶が悪く、うまく混ざらないので、いくらスクリューを回しても金型出口から樹脂が出てこないということが起きやすいです。しかし、この熱可塑性デンプンはいろんな樹脂に分散しやすい性質があり、そこそこうまく押し出せます。

初回でフィラメントの径バラツキはあまりよくないですが、少量を確保できました。

屈折率の違う樹脂が微分散しているためか、不透明の白い色をしています。

こちらは造形時間45分。問題なく造形できました。
熱可塑性デンプン単体だと水に塗れるとベタベタになってしまうのですが、ブレンド品だと水に塗れてもまったくべたつきは感じません。おそらく熱可塑性デンプンが酢酸セルロースにうまく分散しているためだと思われます。

こちらは造形時間1時間45分。こちらも問題ありません。熱可塑性デンプンの添加で吸水が増えてしまうので、造形中に詰まってしまわないか心配でしたが、案外うまくいっているようです。
