2026/01/10 22:50

熱可塑性デンプンを使ったマスターバッチ自作の検討を行いました。

マスターバッチとは、フィラーを高濃度に練り込んだ樹脂のことです。マスターバッチを希釈樹脂とブレンドして成形することで、様々な特性の樹脂製品を作ることができます。

マスターバッチは、大型の混練機を使って、高い温度とせん断をかけて粉体を樹脂に練り込む必要があります。とても一般家庭で作ることはできません。ですが、熱可塑性デンプンであれば水を可塑剤として使うことができます。熱可塑性デンプンとフィラーを混合して水を混ぜ、粘土ライクにしてから押し出すことで、簡単な器具を使って非加熱プロセスでマスターバッチができるのではと思いつきました。

これが粉末の熱可塑性デンプンです。家庭用ミキサーで粉砕しました。

熱可塑性デンプンに木粉を混合します。比率は重量比で1:1です。濃度50%のマスターバッチになります。

ここに水を加えます。

練っていくと次第にまとまってきて、粘土状になります。

これをクレイガンに詰めます。

押し出すと細くなって出てきます。

このストランドをカットするとペレットになります。

後は乾燥して水を飛ばせば完了です。

実際に使えるのか、後日試してみたいと思います。