2026/09/12 22:10

酢酸セルロース樹脂の造形後曲げ加工を試してみました。もとは一枚板の造形品です。熱をかけて曲げているわけではありません。常温で曲げています。


造形品を袋に入れてエタノールをしみ込ませます。

エタノール浸漬によって一時的に酢酸セルロース樹脂が可塑化します(Tgが低下してゴム状態になる)。硬い造形品が柔らかくなって簡単に曲げられるようになります。

完全に180℃まで曲げて折り目を付けましたが、これほどきつく折っても割れません。

ふにゃふにゃというところまではいきませんが、ゴムライクな感じでかなり柔らかいです。

洗濯ばさみで折り目を固定することにしました。

裏はこんな感じ。

数時間経ってエタノールが飛ぶと元通りの硬さになって、形状が固定されます。

この方法は過去C38Pでもトライしていたのですが、残念ながら積層がはがれてうまくいきませんでした。今回の酢酸セルロースフィラメントでは積層強度がより向上したのがうまくいった一因かと思われます。