2026/06/15 11:11

酢酸セルロースのアクアリウム関連用途は前から考えていたのですが、サンゴプラグの3Dプリント品をお試しで使ってもらえるかもというお話をいただきました。


サンゴプラグとは、小さくカットしたサンゴ(フラグサンゴ)を接着して固定するための専用の土台です。サンゴを活着させやすくするために、サンゴ礁の岩(ライブロック)に近いセラミック素材が使われていることが多いです。今回はこれを生分解素材でつくってみようという話です。

これが試作したサンゴプラグ。普通に造形すると中空構造になり浮いてしまうので、メッシュにして透水性を持たせました。

これだと接着剤がしみ込んで使いにくいとなってしまうかもしれないので、上下面だけをソリッドにしたものも作りました。

構成はこんな感じ。

また、以前作ったねり樹脂をサンゴ固定用として使えないかということで、こちらもサンプルを作りました。接着はしないので、凹凸に埋め込んで固定するパテとしての位置づけになると思います。

サンゴの接着は、一般的にシアノ接着剤や二液エポキシパテが使われているようですが、こちらもやがて生分解してくれるほうが好ましいかと思います。

このように生分解性素材を使うアイデアはいくつもあるのですが、実際に試していただける協力先様を探すのが難しいです。興味を持っていただければいいのですが、話が進展していくことを気長に待ちたいと思います。